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どんより暗い表情も掻き消す効果【医療機関で改善出来るうつ病】

冬季鬱と鬱の違い

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冬季鬱と鬱の違い

冬季うつは冬季限定のうつ病で、別名を季節性感情障害(SAD)といいます。冬に日照時間が減ることで、セロトニンの分泌が減ることが原因の1つとされるほか、遺伝や季節性のストレスも関係していると言われます。冬季うつは、北アメリカ、ロシア、北欧の各国など、緯度の高い国や地域での冬場の発症割合が非常に多いため、日照時間が最も大きく影響していると言われています。日本では比較的少ない病気と言われていますが、東北地方は比較的発症率が高いようです。冬季うつの主な症状は、抑うつ、無気力、倦怠感、食欲の増加、過眠、などがあり、毎年同じ季節に同じような症状を繰り返すのが特徴です。また一般的なストレス性のうつ病と区別がつかない場合もあります。冬季は年末年始などで、ストレスを感じる人も増えるためです。冬季うつとうつを区別する方法は、睡眠と食事にあります。冬季うつの場合は、過眠と過食が特徴であり、その逆は見られないからです。万が一、不眠や食欲の低下が見られた場合は、ストレス性のうつと判断することができます。冬季うつ、一般的なうつ、いずれの場合も、日常生活に支障があるような場合は、精神科・心療内科・神経科などで相談する必要があります。目安としては、2週間以上の抑うつ、倦怠感、過食、過眠などの症状が続く場合です。そのような場合は迷わず病院へと行きましょう。うつ治療は早期発見・早期治療が大切です。早いうちに適切な治療を行うことで、症状が慢性化するのを避けることができます。

鬱の治し方

一般的に冬季うつもうつと同じように、治療のためには薬物療法や精神療法、または整体療法や漢方療法が用いられます。それとは別に、個人で生活改善することも大切です。それが難しい場合は入院が必要なケースもあります。薬物療法の場合は、症状の劇的な改善が期待できます。ただし少なからず副作用が出ること、一度服用すると長く続ける必要があることなど、少なからず注意点もあります。薬の服用をする場合は、事前に副作用や服用期間について、医師に説明を求めるようにしてください。精神療法は、主に認知行動療法などが挙げられます。思考や行動の偏りを正して、ストレスの根本的な改善をはかる治療法です。精神療法は、薬物療法のように劇的に症状が改善することはありませんが、原因を根本から取り除くための根本療法といえます。それと比較すると、薬物療法は症状の緩和をはかるための対症療法と言えるでしょう。また整体や漢方など、東洋医学を用いた治療法も、うつ治療に効果を発揮します。それらの治療法は、人の自然治癒能力に働きかけるためのものです。副作用の心配がいらない点で、薬物療法より好まれるケースもあります。ただし、漢方は効果が得られるまでに、長期間継続して飲み続ける必要があります。それらの治療方法に加え、うつ病改善のためには、生活習慣を見直す必要があります。規則正しい生活をして、バランス良い食生活を心がけるようにしましょう。また季節に関係なく、適度な運動をしてカラダを動かすことも大切です。