スーツの男性

どんより暗い表情も掻き消す効果【医療機関で改善出来るうつ病】

心の病気と向き合う

カウンセリング

まずは休むこと

うつ病の治療は「十分な休養」と「薬物療法」の2本柱で行われます。そして場合によっては「精神療法」を取り入れます。 まず休養についてですがこれは最も大切とされており、極端な話ではありますが休養が取れれば投薬等の他の治療をせずとも治るという医師もいます。もちろんこれは本当に極端な話であり、現実には難しいです。しかし、そのくらい休養というものが大切であるということです。ですが、仕事をしているとなかなか休むのは大変です。特に一家を支えている大黒柱の方はそう簡単には休職に踏切ることは出来ません。そして、その間にも症状は悪化し取り返しがつかなくなるケースもあります。ですからそうなる前に一刻も早く休職し、休養に入ることが重要です。収入面の不安については、病院や市役所にいるケースワーカーの方に相談すると解決策をアドバイスしてもらえます。また、ご本人が休養に踏み切れない場合はご家族の方が休んでほしいと伝えることも有効的です。うつ病の患者さんは頑張り屋の方が多く、なかなか休むことが出来ませんが家族の方が伝えることにより、気持ちが楽になり休めるのです。 また、家庭の主婦やお子さんがいる方は家にいるだけで家事をしなければならない状況になってしまいがちですので、入院治療という方法を視野にいれます。日常から逃れ休養することで少しずつ快方に向かうのです。しかし、精神科ないしは心療内科に入院するというのは少し抵抗があります。前時代的な収容所のような場所をイメージされる方がいるそうですが、決してそのような場所ではなくごく普通の病院です。事前に見学することも可能な病院も多いので、不安のある方は医師と相談の上で入院環境の見学をするといいかと思われます。

自分に合う方法を知る

うつ病における最も一般的な治療法は投薬療法です。これは定期的に通院しながら医師の処方した薬を飲むというシンプルな方法ですが、自分に合う薬を見つけるまでは副作用に悩む方がいるというのが実情です。そして、その副作用のせいで治療を辞めてしまう方もいます。しかし諦めてはいけません。うつ病の薬=抗うつ薬は数多く存在するので、必ず自分に合う薬は見つかります。 また効果が現れないからと言ってご自身で勝手に断薬してしまう方も見受けられますが、これは決してやってはいけないことです。うつ病の薬の効果は短くても1〜2週間程度、一般的には効果が確認されるまでに1ヶ月程度はかかるのです。辛い気持ちで藁にもすがる思いで飲み始めた薬がすぐに効いてくれないと絶望的な気持ちにもなりますが、そこで諦めず飲み続けることがうつ病の治療において重要なことです。 そして、休養と投薬治療と平行してカウンセリングや認知行動療法などの精神治療が行われる場合があります。カウンセリングでは、自分の胸の中にある不安などを臨床心理士に聞いてもらうだけでもだいぶ心が晴れます。認知行動療法では簡単な作業や遊びなどを通し、自分の行動と改めて向き合うことにより症状を軽くしていきます。デイケア等で行われることが多いので、興味のある方は主治医と相談の上で病院内デイケアや外部サービスを利用されてみると良いと思います。 他にもうつ病の治療は様々に存在します。自分にあった治療法を見つけることが重要です。それにはまず、自分に合う医師と出会うことです。医師と合わないと感じた方はセカンドオピニオンを考えることをおすすめします。