笑顔の女性

どんより暗い表情も掻き消す効果【医療機関で改善出来るうつ病】

自分に合った方法で治療

窓

薬物療法が中心

うつ病の治療で欠かせない方法は抗うつ剤を用いての治療方法です。新しく開発されたものや前から使用されていた薬などさまざまなものが抗うつ剤として処方されています。日本で使用が許可されているものは20種類以上あり、これらの薬品を用いて病気になった人の効果のほどや、病気の様子、副作用の出現等を勘案して処方されることになります。病気の人にあった薬品が人それぞれに処方されることになります。この薬の最大の特徴はうつ病の原因になっている脳の中の神経伝達物質を刺激して情報の伝達をスムーズに行うことができるようにすることです。化学構造式で三つの環を持っていることから名前が付けられた、三環系抗うつ薬や四つの環を持っている四環系抗うつ薬、SSRIやSNRIなどいろいろな特徴を持っている薬品がこの病気には処方されることになります。三環系の薬品は副作用で口が渇いたり便秘、目のかすみやめまいを起こすことがあります。これらの副作用を低減した薬品が四環系の薬品になります。SSRIは副作用が極端に少なく心臓への影響も少なくなっています。消化器や性機能障害がみられることがあります。SNRIはSSRIにみられる副作用が少なく、ほかの薬との飲み合わせも心配なく行うことが可能になっています。これらの薬は症状を改善するために、時間がかかるものです。薬品を飲んでみても症状が改善しないとか治らないと途中でやめる人も多くいますが、病気になった人が勝手に自分の判断で薬をやめてしまったり、量を調節していると薬の効果がなくなってきてしまいます。

薬物以外で症状を改善

うつ病の治療は薬物療法が中心になってきますが、これらを処方しても一向に症状の改善が見られないときには薬物以外の方法で治療が行われることもあります。電気の刺激を脳内に与える電撃療法を試みる時もあります。症状に対する効果は非常に高く、効果がものすごく速く出て安全性にも問題はありません。症状が重傷になってきて食事がとれなくなったり、自殺の願望が高くなってしまったときに行われている治療方法です。昔はこの治療法を行ったときに全身に痙攣が起こっていましたが今では、麻酔をかけることによって痙攣が起きない様な治療方法になっています。副作用として記憶の障害や、頭痛などが起こってきますがそれらの症状は一過性のもので、すぐに回復してしまいます。また断眠療法も行われています。睡眠をとらないことにより抑うつの症状を改善する治療方法で、36時間断眠をする方法や、これより少しだけ断眠を少なくする方法、レム睡眠だけを遮断する方法が行われています。一時的に効果はありますが長期間効果が続くというものではありません。ですから他の薬物療法と並行して行われることが多くなっています。冬場になるとうつ状態になってしまうという人もいます。そんな人には高照度光療法がおこなわれています。日照時間が短くなるとうつ状態になってしまいますので、日が明けきらない朝の早いうちに、2から3時間程度蛍光灯の光を浴びて症状を緩和していく治療方法です。効果は数日で現れてきますが、この治療を中止してしまうとすぐにうつ状態に戻ってしまうので、冬の期間は毎日この療法を行う必要が出てきます。どんより暗い表情も掻き消す効果があるので、性格まで明るくなれるのではないでしょうか。

心の病気と向き合う

カウンセリング

うつ病の治療において、休養はとても大切です。ですが、それが難しい方は対策を行なっていきましょう。そして、投薬治療や精神療法についても理解しておく必要があります。最終的にはご自身に合った医師ないしは治療法を見つけることが重要です。

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元気になろう

ハートと鍵

うつ病では薬物治療だけではなく、心のケアも必要です。今後は少しずつ治療の多様化が進んでいくでしょう。現在、うつ病では薬物治療が一般的ですが、症状が良くなっても勝手に止めないことが大切です。思わぬ副作用が出る可能性が高いからです。

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冬季鬱と鬱の違い

男性

冬季うつは一般的な鬱と異なる特徴があり、冬季限定で毎年発症する傾向にあります。治療方法は、一般的な鬱病と同様で、薬物療法、精神療法、整体・漢方、などが効果的です。それに加え生活習慣の改善なども求められます。

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